SSブログ

天体望遠鏡用の双眼装置のしくみ [双眼装置]

ところで、この双眼装置、どこかで見たことがあるような気がしませんか。

そうです。双眼顕微鏡にそっくりなのです。

今は顕微鏡のほとんどが両目で観察できる双眼顕微鏡になっているようです。

天体望遠鏡用の双眼装置もこの双眼顕微鏡とまったく同じしくみで両目が使えるようになっています。

実際、顕微鏡用の双眼装置を天体望遠鏡用に転用している方もいるほどです。

010.jpg

013.jpg

双眼装置の入射口。ここから望遠鏡で集められた光が入ります。
中に、特殊なプリズムがあり、入ってきた光を左右に均等に分けます。

011.jpg

左右に分けられた光がもう一度プリズムで直角に曲げられ、この接眼筒部分から出てきます。

012.jpg

その光が装着されたアイピースによって両目に像を結ぶというわけです。

アイピース(接眼鏡)は、さまざまな焦点距離のものを差し替えて使えますので、倍率をさまざまに変更することができます。


セレストロン 双眼装置

セレストロン 双眼装置



この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。