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柔な双眼装置だとたわんでしまいそうな重量級アイピース [アイピース(接眼鏡)]

近年、覗いたときの視野が広い広角タイプのアイピースがどんどん発売されるようになりました。

嬉しいことです。

視界の広いアイピースは覗いていて本当に気持ちがいいです。

特に双眼装置で広角アイピースを使うと、望遠鏡を覗いていることを忘れ、宇宙の中を漂っているような錯覚に見舞われることも。

ただ、このようなアイピースは広い視界を得るために、大きいレンズを何枚も使う設計になっていて大きくて重たいのです。

また値段も安くありません。

中には一個でデジタルカメラを買えてしまうような値段のものもあります。

このような大きくて重いアイピースを1個でなく、2個も支える双眼装置は柔な構造だと使い物になりません。

これは、手持ちのアイピースの中で最も大きくて重いものです。

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装着するとこんなことになってしまいます。

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左右でデザインが少し違うのは左側の方が後で買い足した新型だから。

重さを量るとなんと2.2kgもありました。

重さでたわんだりするとアイピースの高性能が台無しですので、双眼装置は堅牢なしっかりしたものでなければいけません。

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この双眼装置はドイツのバーダープラネテリウム社というところの製品ですが、さすがドイツ製だけあってしっかりしています。


セレストロン 双眼装置

セレストロン 双眼装置



双眼装置と高倍率用のアイピース [アイピース(接眼鏡)]

望遠鏡の倍率はアイーピースの焦点距離が短くなればなるほど高くなり、
逆に視野を広くしたいときは長い焦点距離のアイピースを使って倍率を低くします。

双眼装置でも、アイピースを差し替えて倍率を変更できます。

ただ、通常のスタイルと違い、同じアイピースを2個づつ用意しなければなりません。

ということは、通常に比べてアイピースの費用が2倍かかってしまう!

でも、一度双眼装置で月や惑星を観てしまうと病み付きになり、ついつい出費が嵩んでしまいます。

双眼装置を導入するときは、この覚悟が必要ですね。

これは、装着前の焦点距離20mmのアイピース2個。

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装着するとこうなります。

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倍率も中くらいであり、使いやすい組み合わせの一つです。
これで観る月面は美しい!!

次は、空の状態が良く、高倍率をかけられるときに使っている組み合わせ。
焦点距離は10mmです。

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めったに無いですが、もっと高倍率いけるかな、なんて時にこれを使ってます。

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ペンタックス製の焦点距離7mmですが、広角仕様だからでしょうか、かなりレンズが大きく重量もあります。


セレストロン 双眼装置

セレストロン 双眼装置



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